思い出す味と記憶。筆文字花さんのJishoruの使い方【う編】

思い出す味と記憶。筆文字花さんのJishoruの使い方【う編】

With archshop Vol.9

書道師範免許を持ち、百貨店でのワークショップや筆文字教室をはじめ、筆文字が様々な企業の年賀状にも採用されている、筆文字花さん。旅先で食べたものやお土産など、思い出の味を記録する「おいしいもの手帳」という使い方で、Jishoruを愛用してくださっています。

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土地ごとの名産や、いつか誰かが作ってくれた手料理まで、筆文字で簡潔に書かれたエピソードで思い出す「味」の記憶。今回は、そんな花さんのJishoruに書かれた「う」から始まる食べ物たちをご紹介します。

①京都・山元麺蔵「うどん」

京都は平安神宮の近くにあるお店「山元麺蔵」さん。現在は予約できますが、以前は並ぶしかなく、2時間近く待ったこともある大人気店。こんなに並ぶのかと思っていたはずなのに、気付けばまた並んでいるほど夢中になるおうどんです。

まずはぜひ、冷たいおうどんで食べていただきたい。コシがしっかりあって固く、味わい深いのです。麺はかなり長く、冷やだとよりいっそう固いので、小さなハサミもついてきます。好きな長さに切れますが、固さとコシを味わうために、まずはそのままがオススメ。

そして、合わせて必ず食べて欲しいのが「ごぼうの天ぷら」。土ごぼうの香りと歯応えがたまらなく、それに合わせるカレー塩がなんともう。相性抜群で、うどんも天ぷらも止まりません。店員さんもテキパキと気持ちよく、店長さんはどんなに忙しくても、最後に顔を見せてお礼を言ってくださる気持ちのいいお店です。

②商店街の「うぐいすもち」

春を告げる若草色の和菓子、うぐいすもち。あんこをおもちで包み、青大豆からできた「うぐいす粉」をまぶした、色も形もかわいい和菓子。意外と扱っているお店が少なく、桜もちと草もちの組み合わせが多いのですが、やっぱり春は桜もちとうぐいすもち。

幼い頃、家の近くにとても賑わっている市場があり、その前には短い商店街がありました。その商店街の和菓子屋さんの中に、春になると並ぶ桜もちとうぐいすもち。子供心にその優しい色合いが好きでした。ときどき、母がおやつに買ってくれて、お皿に並べると2つの色と形がよりかわいくて、そしてうれしくて。おいしくて懐かしい思い出です。大人になる頃には、市場はマンションに変わり、商店街もなくなり、人通りもさみしくなってしまいました。また食べたいなぁ、あそこのうぐいすもち。

③福岡・太宰府「梅ヶ枝餅」

太宰府天満宮の参道はたくさんのお土産店で賑わっていますが、中でもやっぱり「梅ヶ枝餅」でしょう。参道を歩いていると、そこかしこから香ばしい匂いがしてたまりません。なんといっても、焼き立てを食べられるのですから。

焼きたての梅ヶ枝餅は、お餅の外側がパリパリ!中はもっちり、あんこはホクホク。梅の形の焼印もチャーミングで、おいしくってたまりません。食べ歩きながら次のお店を物色し、おいしさを物語る年季の入った鉄板で焼かれている様子をみていたら、気付けば3つの店舗でそれぞれ食べてしまい、家族に呆れられる私。なんなら他のお店も味わいたかったくらいなのに。

あんこの味やお餅の厚さも店舗によって少しずつ違っていて、それぞれのこだわりがおいしいに繋がっている気がします。もちろん、お土産にも購入しましたよ。



締めは、太宰府天満宮の有名な「飛梅」の立札。梅をこよなく愛していた菅原道真が詠んだ歌「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」(春風が吹いたら、その匂いを大宰府まで送っておくれ、梅の花よ。私という主人がいないからといって、春を忘れてはならないぞ)に応えるように、一夜のうちに京都から大宰府まで飛んできたと伝えられています。以前訪れた時に、この立札の文字がかっこいいなーと思ったのを覚えていて、再会を果たしました。よく見ると「飛」の文字の中に鳥が隠れているそうです。

筆文字花さんも愛用くださっている製品「Jishoru」は、辞書のフォーマットをヒントに作られた、自由な使い方ができるプロダクト。詳細は、ぜひこちらのページをご覧くださいね。

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