With archshop Vol.8
書道師範免許を持ち、百貨店でのワークショップや筆文字教室をはじめ、筆文字が様々な企業の年賀状にも採用されている、筆文字花さん。旅先で食べたものやお土産など、思い出の味を記録する「おいしいもの手帳」という使い方で、Jishoruを愛用してくださっています。
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土地ごとの名産や、いつか誰かが作ってくれた手料理まで、筆文字で簡潔に書かれたエピソードで思い出す「味」の記憶。今回は、そんな花さんのJishoruに書かれた「く」から始まる食べ物たちをご紹介します。

①奈良・平宗「おはぎ」
奈良町にある、柿の葉寿司の老舗「平宗」さん。猿沢池から少し入ったところにあり、古い店構えが印象的なお店。ランチでちょこんとお皿に乗っていた、一回り小さな柿の葉寿司を開けてみると、なんと中は「おはぎ」だったのです。

柿の葉の香りとしょっぱさが、ほんのりとおはぎに移っていて、甘さが引き立ちます。あんこに付いた葉脈の模様も可愛い。葉脈の模様は、定番の柿の葉寿司とは葉っぱの裏表を逆にすることで、あんなに綺麗に模様が写るんだとか。もっと食べたい!と思っていたところ、冷凍の商品が販売されていたので、迷うことなく購入。奈良町周辺は他にも雑貨店やお寺などもたくさんあり、散策にもぴったりです。

②香川・山下おいり本舗「おいり」
「おいり」とは、主に香川県西讃地方で結婚式の引き出物や内祝いとして配られる、餅米で作られた伝統菓子のこと。直径1センチほどの丸いお菓子で、七色で彩られる華やかなお菓子です。

私のお気に入りは、少しニッキっぽい風味もする「山下おいり本舗」のおいり。初めていただいたとき、まずびっくりしたのが「軽さ」。ケースいっぱいに詰められているのに、なんと軽いこと。つまんで口に入れると、カリッとした食感のあとに、ふわっと舌の上で溶けていく上品な甘さ。一度食べ出すと、次々と口に運んでしまうほど止まりませんが、軽いので罪悪感もありません。
香川に行った際に、他のお店のおいりも食べてみましたが、お店によって味も歯ごたえも全然違います。西讃地方には、日本のウユニ塩湖と話題の「父母ヶ浜」や、巨大な寛永通宝の形をした砂絵など見どころもたくさん。そしてなんといっても、年に2日間だけ、沖に浮かぶ島に橋が架かりお参りできるという「津島神社」と、そのために2日間だけ営業するJR「津島の宮駅」はオススメです。ぜひ香川旅行を考える際は、日程を確認してみてくださいね。

③青森・「大鰐もやし」
「もやし」って美味しいけれど、メインを張る食材ではない。そう思っていた私の価値観は、青森に行った際にひっくり返るのでした。青森の居酒屋で出てきた「大鰐もやし」。青森県大鰐町で温泉の熱と温泉水を利用して育てられている、350年以上の歴史を持つ伝統野菜なんだとか。そしてなんと、栽培方法は一子相伝!

長くてシャキシャキとした食感で、今まで食べてきたもやしとは全然違います。驚いたのは、その店でメインで出てきた「もやし鍋」。もやしがメインになるって、考えてみたこともなかったですが、それも納得できる存在感。由緒正しいもやしのポテンシャルに、価値観がひっくり返るのでした。

初めて訪れた青森は、とても素敵なところ。秋が深まった頃で紅葉は終わっていたけど、奥入瀬渓流の水の流れや木々の美しさが印象的でした。途中で立ち寄った酸ヶ湯温泉では、男女混浴のヒバ千人風呂が有名で、女性は湯浴み着のまま入ります。古い建物と歴史を感じる湯船で、もくもくと立ち上る湯けむりに包まれながら入っていると、心がふわーっと解放されていく気分に。日本はどこに行っても、おいしいものと素敵な場所がたくさんです。
筆文字花さんも愛用くださっている製品「Jishoru」は、辞書のフォーマットをヒントに作られた、自由な使い方ができるプロダクト。
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